理事紹介


代表理事

市田 悠貴 (yuki)

 Autistic(自閉スペクトラム)の診断を持つ当事者です。診断には至らないものの、医師からはADHDの傾向があると言われています。

 以前は、周囲からの孤立を防ぐために「ふつう」に見える振る舞いを心がけていましたが、自分を抑え続ける日々にストレスを感じ、精神疾患(OCD)を発症した経験があります。一方で、慶應義塾大学SFCへの入学後、自分に合った環境であれば特性がプラスになることを体感しました。
 そのため、「未来の当事者が、自分と同じ状況で苦しんでほしくない」という思いで、ニューロダイバーシティ協会を設立しました。

 現在はSFCのすずかんゼミで、ニューロダイバーシティ(神経多元性)に関する研究と普及活動を行っています。趣味はプログラミングです💻

X: @NeurodiversityJ
LinkedIn:https://www.linkedin.com/in/yukiichida/
Facebook:Yuki Ichida

理事

斎藤 宏太(さいとぅー)

 社会人になってから発達障害の傾向があると医師に言われる。
 昔から得意・不得意の差が大きく、周りとの違いを感じ苦しかった。しかし、人生を楽しく生きているのは周りに理解されている経験が大きいと感じた。このようなことからから「理解してくれる人がいるだけで救われる人が増えるのでは」という思いからニューロダイバーシティ協会に参画。様々な人が特性を活かせる社会を実現していきたいです。
 現在は会社員として活動しながら、NPO内では主にブログ事業とニューロダイバーシティ・パターン制作事業を担当。趣味は散歩🚶

竹島 雄平

 初めまして。ADHDの診断を受けており、多動や好奇心旺盛さ、集中力が続かないといった特性を持っています。その結果、過去には何度もミスを繰り返し、大学卒業後の就職では、最初の一年間に2社を退職しました。その後、一般枠の就職が難しいと感じ、友人と共にIT関連の起業を行い、一時は成功しましたが、最終的にその道を辞めました。
 その後、障がい者手帳を取得し、就労移行支援施設を通じて、現在は外資系企業に勤務する側、Artcol株式会社の代表も勤めています。(リンク https://www.artscol.info/ )
 職場では、ADHDの特性を理解してもらい、気持ちよく働くことができています。過去には苦しい経験や挫折もありましたが、その経験を通じて「自分らしく働く」という目標を大切にしています。
 特にテクノロジーを活用して自分の特性に合った環境を整えることに興味を持っています。ADHDの特性を活かしながら、自分に合った働き方を探求し、今後も挑戦を続けていきたいと思っています。

三輪 昂輝

 慶應義塾大学法学部政治学科。2000年東京生まれ。
 共に生まれた妹が障害を持っていたことで、幼い頃から社会福祉や政治に関心を持つ。全ての人が役割を持ち活躍する社会の仕組みを創りたいと政治学科に進学し、高校生向けの票育イベントの運営などに従事。
 コロナを機に多様な役割を持てる場としての地域に関心を持ち、全国をヒッチハイクで廻る。北海道洞爺湖町でウェルビーイングコモンズを創る活動を主導するなど、活動を通してより”個の可能性”を実感できる世界を創るための表現や仕組みづくりに取り組む。