生きづらさのない社会への6提案

それぞれの当事者が強みを活かし、苦手は補い合える「生きづらさのない社会」の実現のために、私は次のことを大切に思います

「一つの標準」より、無数の選択肢があることを目指す

社会が平均的なものに合わせて作られれば、「変わった人」の機会損失や生きづらさが生じるため

何ができないかより、何ができるか
未診断や高知能でも、気づかれにくくても、今支援を受けていなくても生きづらさはある
出る杭(くい)は伸ばし、好きを支えていく

一人ひとりの特性上の強み・好きなことの芽を潰さずに応援し、さらにそれが活きる環境を整備すること

私達のことは私達全員で決める

Nothing About us without us

私達は「異常」でも「障害」でもないし、凸凹してもいない
  1. 最後はやや論争を呼ぶかもしれませんが、たとえば「自閉スペクトラムの当事者から見れば、定型発達の当事者は凹凸している」とも言えます。「凹凸」という概念は多数派に最適化された社会における、定型発達の当事者を基準にした相対的な価値判断だと考えました cf. 社会モデル