発達障害当事者wiki

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ADHD / ADD

ADHD とは、狭義には (DM5: )で定義される神経発達症の一種である診断名を指すが、ここでは広くADHD傾向について述べる。

特性

関心のあることや、刺激に対して敏感に反応し、注意の対象が発散しやすい。タスク管理や、関心のない作業に集中することが必要な場合は支障になりがちな一方で、特に興味のある事柄に関しては、創造性や行動力の高さとして活かせる場合もある。

なお厚生労働省による定義では、ADHDの当事者には下記の特性があるとされる。
・多動性 / 衝動性

  • 年齢に比べて落ち着きがない
  • 待つことが苦手である

・不注意

  • 注意が持続しにくい
  • 作業にミスが多い

多動性−衝動性と不注意の両方が認められる場合も、いずれか一方が認められる場合もある1)

ADD

ADHDの特性のうち、「多動」に関するものがない場合はH(Hyper-activity)を抜いてADDと言われることがある

ライフハック

  • 電車での乗り過ごしを防ぐために「ツクツク」というアプリを使う
  • 無くしたものを探しやすいように、TileやAirTagなどの忘れ物防止タグを使う
  • 靴下や箸が片側だけしかないトラブルに備えて、予めすべての靴下や箸を同じ柄にする
  • スマホの通知を見逃さないように、スマートウォッチを使う
  • 財布やノートなどをなるべくオンラインで済ませることで、失くしてしまうリスクを防ぐ

X(旧ツイッター)では、#ADHDのパワー系ソリューション というハッシュタグでADHDに関するライフハックがまとめられている

ADHDの著名人

本人が公表しているケース

  • 三木谷浩史 (楽天の創業者)
  • 栗原類
  • スティーブ・ジョブズ(Appleの創業者)
  • 堀江貴文

ADHDだと言われている人物

本人の公表を確認できなかったものの、社会的に一定程度信頼性のある情報源でADHD・もしくはADHD傾向があると言われている人物

歴史上の人物

(ADHDの概念ができる以前であるため未診断であるものの、後世からADHDの特性を有すると推定されている人)

  • エジソン
  • ダ・ヴィンチ
  • 藤子不二雄(ドラえもんの作者)

関連:ASCの著名人についてはこちら

メイン/adh.txt · 最終更新: 2024/07/28 15:14 by yuki (運営)