ここは、発達wikiの今の編集方針を明示し、これからの編集方針を議論するためのページです。
拍子抜けするような話で恐縮ですが、発達wikiは非定型発達に関わるさまざまな当事者で織りなすwikiであり、編集方針はその時々の情勢やこのwikiの編集者・閲覧者の意見によって変わるものだと考えています。絶対的・不変的な編集方針はありません。このページは、「ある項目を書くかどうか」などについての判断基準になればと思って書きましたが、(社会的に問題のあるような悪質な言動への規制を除き)絶対的な制約ではないので、参考程度にしていただければ嬉しいです。
— 文責: yuki (開発者) 2021/12/04 16:50
いわゆる「発達障害」にあたる当事者は10人に1人、また100人に1人がASC(自閉スペクトラム),20~10人に1人がADHDと言われています1)。また、これらの特性はスペクトラム上に分布しており、「発達障害」のグレーゾーン(症状があっても診断を受けていなかったり、あるいは症状が軽かったりする人)も含めるとさらに多いと言われています。
また、ここまで発達障害という言葉に、「」をつけてきましたが、「発達障害」を当事者の側の欠陥と捉える見方に対して近年、欧米を中心に異なる見方(ニューロダイバーシティ)が出てきており、日本でもいくつかの大学で研究が進んでいます。
しかしながら、現時点においてこういった「発達障害」に関する情報や、自閉スペクトラム/ADHD関連の情報はまだ十分に共有されていないように思えます。
ネットには様々な情報がある反面、必要な情報が体系的に「すぐ分かる」状態ではなく、当事者や家族・支援者などの関係者が十分な情報をすぐに集めることはまだまだ難しいと考えます。たとえば、(特に軽度の)自閉スペクトラムの当事者が定型発達の人とのコミュニケーションを円滑に進めるにあたって、これまでは何度も失敗を繰り返しながら少しづつ対処法を学ぶしかありませんでした。また、良質な支援機関に関する情報を簡単に得ることも、まだ難しい状況にあります。このような課題に当事者がより効率的に対処し、さらに自身の特性を活かすためのノウハウを共有できる場となることを目指してこのサイトは作られました。
具体的には、TwitterなどのSNSのように、さまざまな関係者が当事者の目線でライフハックや「発達障害」の情報を共有し「発達wiki」として体系化。そこを見れば整理された情報があり、適宜ブログや医療・支援機関・NPOなどへのリンクもあって、当事者や支援者が容易に必要な情報にアクセスできるという場所を当初の目標としました
以上の趣旨から、具体的な編集方針は以下のとおりです
「大は小を兼ねる」ので、以下の例外を除いてあまり積極的に他の人の書いた情報を完全に削除しないでください(特にwikiの情報量がそれによって減る場合)。これは必要な情報が消されてしまうリスクを避けるためです。
自分以外が書いたwikiの文章について一定規模の削除等を行った場合は(特にその是非が論争を生みそうな場合)、なるべく「編集の概要」欄にその理由と概要を記述してください
とはいえ、特定の文章について修正が望ましいと思うことはあると思います。以下は対応の例です
要出典マーク(<sup>[[発達wiki:要出典]]</sup>)が使えます
著作権で保護されている他の資料の文言を転載する場合、著作権法を遵守するため
などにご留意ください
さらに詳しい内容については、以下のサイトが参考になるかもしれません
この項目と関係が深いタグ▼
タグ検索▼
全タグの一覧▼
タグ | 数量 |
---|---|
ニューロダイバーシティ | 3 |
社会モデル | 1 |
adhd | 1 |
アスペルガー症候群 | 1 |
学習障害 | 1 |
発達障害グレーゾーン | 1 |
定型発達 | 1 |
生物学 | 1 |
研究 | 1 |
何らかのタグ | 5 |
トラブルシューティング | 4 |
復元 | 1 |
自閉スペクトラム | 1 |
編集 | 8 |
重要 | 3 |
経営 | 1 |
質問 | 1 |
支援機関 | 1 |
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