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発達wikiのディレクトリ構造

 発達wikiでは、一つ一つのページは1つのファイルとしてディレクトリ に分類されて管理されています。発達wiki(が基盤にしているWikiサイトの補助ツール・DokuWiki)では、このディレクトリのことを「名前空間」と呼んでいます。

名前空間について

 発達wikiの「名前空間」という概念は、パソコンでいうディレクトリ(フォルダ)とほぼ同じようなものです。名前空間の中には、何かしらの共通点があってその名前空間にカテゴリ分けされた記事があります。詳しくはDokuWiki公式の解説を御覧ください

全体の構造

 発達wikiのすべての名前空間の大元には、1つの巨大な名前空間<ルート(root)と呼びます>があり、全てのページ・名前空間はこの中にあります。そして、ルートにあるそれぞれの名前空間の中にはまた別の名前空間やページがあり、それぞれの名前空間の中にはまた別の名前空間やページがある…というように入れ子構造になっています。
以下に発達wikiの構造の概要を示します。太字のものは名前空間、斜体のものは個別の記事です

ルート(大元の名前空間)

ディレクトリの構造はサイドバー▼にも示されています

タグとの違い

 発達wikiには「タグ」という機能もあり、こちらは記事をより細かくカテゴリ分けするための機能です。

 たとえば、「過集中」という項目について記事を書くとします。「過集中」という状況は自閉スペクトラムとADHDの両方で見られるものなので、新たに「自閉スペクトラム」または「ADHD」という名前空間を作ってどちらか1つのみにカテゴリ分けする方法は適切とは言えません。しかし、タグなら複数のものを同じ記事につけることができるので、たとえば名前空間は通常の記事を置く「wiki」という場所にして、別途「自閉スペクトラム」と「ADHD」というタグをつけることでカテゴリ分けできます。

 一方で、明確に分けるべき場所がはっきりしている場合は、ディレクトリによる分類・またはディレクトリとタグの両方による分類が向いているでしょう。あるページが所属しているディレクトリは、そのページのURLやページ名などにも明記され、またサイドバーでもディレクトリごとに記事が分類されているため、より分かりやすいからです

ページ名とディレクトリ構造

あるページの正式な名前は、「最上位の名前空間:(より小さな名前空間:さらに小さな名前空間:)ページID」というような形になります。例えば、このページの名前は「発達wiki:ディレクトリ」で、これはルートディレクトリ中にある発達wikiというディレクトリの中にある「ディレクトリ」というページを示しています

省略形を使わない限り、内部リンクを行う場合は、ディレクトリ構造を含んだそのページの名前を書く必要があります。


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