====== ニューロマイノリティ(非定型発達) ====== ニューロマイノリティ:Neuro-minority (神経学的少数派, 非定型発達)とは、ASC(Autism Spectrum Condition, [[wiki:as|自閉スペクトラム]]や[[wiki:adh|ADHD]]、[[wiki:統合失調|統合失調]]など、神経学的な認知の方法が多数派([[wiki:定型発達|定型発達]]:Neuro-typical,NT)とは異なる人のことを指す。現在広く使われている、「発達障害」という概念が当事者を「障害者」、その特性を「正常・普通の状態である健常者に対して劣ったもの」として扱う(少なくとも字義上そのように解釈される)言葉であるという問題意識([[wiki:ニューロダイバーシティ|ニューロダイバーシティ]])から、発達障害を示す中立的な言葉として提唱された用語である。 ===== 既存の「障害者」の言い換えとの違い =====  ニューロマイノリティとは、いわゆる「発達障害」の分野を障害ではなく民族や性的指向、人種といった通常の社会的カテゴリの一部として捉える++パラダイム|ある時代の認知や思考の前提となる理論的な枠組み。くわしくは[[wpjp>パラダイム|こちら]]++である([[wiki:ニューロダイバーシティ|ニューロダイバーシティ]])に由来する言葉である。したがって、**いわゆる「障害」を「症」とか「障がい」「障害」、障害者を「チャレンジド」と呼ぶといった言い換えとは前提が異なる。** ===== タグ ===== この項目と関係が深いタグ▼ {{tag>ニューロダイバーシティ}}\\ 参考タグ: {{tagpage>病理学的パラダイム}} タグ検索▼ {{searchtags&desc&sort&tags}} 全タグの一覧▼ {{count>+}}